「立食パーティーって初めてなんだけど!
さすがガイ様!やること違うよねー!」



ナオは早速、
目の前のエビフライを頬張っている。



洋食をメインにデザートから飲み物まで、


所狭しと並べられていて、その光景が食べ盛りの私たちを虜にした。



「おいしーい!幸せ!」



熱々のステーキを口に入れた瞬間、

柔らかくて溶けてしまいそうだった。



「本当に幸せそうな顔だなぁ」



偶然隣にいた男の子が、私の顔を見てフッと笑った。