「これはあたしの勘なんだけど」 美月が最後のおかずを口に運びながら言った。 「タク様、結衣のこと嫌いじゃないと思うよ」 「どういう意味よ、それ」 美月の意外な発言に動揺する。 「あたしも同感!むしろ気になってるかも!」 ナオがサッと手を上げた。 「ナオまで?何で?あるわけないじゃん!」 「タク様と結衣が一緒にいるところを見てたらなんとなくね~」 「あたし達は結衣本人より、今後の二人のことを心配してるってことだよ!」