「この恋愛クラブは3年前に設立された新しいクラブだ。
…僕の兄が作ったんだけどね」



新堂ガイはゆっくりと部屋を歩きながら話している。



「部員数は常に80名ほど、多い時は100名になるときもある。

入部届に書かれた君達の情報を元に、
この僕が人選するわけだが……

今までなかなかいいサンプルが採れなくて困っているんだ」



新堂ガイは徐々に1年生の塊に近づいてきて、


周りの女子がザワザワと落ち着かなくなってきた。