あなたは私の初恋の人なんですよ、お兄さま。

もとから、叶う恋では無かったけれど。

あなたのことが好きで、好きで堪らなかった。

きっと私はこれから、家の為に好きでも無い男と結婚することになる。

でもよく考えてみればそんな姿をあなたに晒さなくて済むのですね。