だけどそんな時でさえ、窓側に目を向けて、彼を見れば、私の心は満たされる。 決して交わらない視線を送り続ける私の姿は、周りから見れば滑稽かもしれないけれど、彼が不快に感じるまでは続けさせて欲しい。 教室で楽しく話しながら、彼の肩を軽く叩いたり、 体育や部活の時に彼とハイタッチしたり、抱きしめたり、 私が出来ないことを簡単に出来る彼の周りの人達が羨ましいのは事実だけれど、