「……もー、晴っていつもこう…」 むーッと頬を膨らます女の子に、 「まーな。でも、それが晴じゃん」 「そうかもしれないけど!……あーもう、彼女になりたーい!」 パタパタと足を上下に動かす女の子の姿は、可愛くて、周りの人が自然と目を向けているのが分かる。