初恋は甘く、苦く。



そう思った瞬間、
なにかあたしの頬につめたいものが
当たった。

一瞬だったけど、確かに見えた。



大きな手だった。
シトラスの香り付きの。







その人物の顔を見た。
驚いた。

こんなに、顔が整った人は初めてで。


無造作にセットされた髪の毛ですらかっこいいと、思ってしまう。


「な、、、なんですか、、」

油断したら顔が赤くなりそうで、
いや、多分もうなってるだろうけど。


でもほんとにそれくらい顔が綺麗で
あたしは見入ってしまった。