みんな、愛し方を忘れてる。



私はそれでも容赦しない。

圭汰は気まずそうに目を泳がしながら、

「ごめん・・・」

と、謝った。

「まあ、いいですけど」

少し食いかかってはみたが、圭汰に聞かれたからといってどうなるわけでもないため、私はため息混じりにそう口にした。


「・・・てか、お前も大変だな」

私の許しを得た圭汰は、服に付いた葉を払いながら、そう言う。

「ちょっと、びっくりしました」

私もそれに返答をした。

早くこの場を去りたいけれど、ここで変に避けるのも違う気がするのだ。


「あれは結構面倒くさいぞ。いじめとかにならないと良いんだけど・・・」