みんな、愛し方を忘れてる。



それから林間学校が行われるまでの二週間、色んな準備などで四人が集まることは多かったが、望未ちゃんの灯に対するアピールや、その度に不機嫌になる小日向くんはそのままで。

私も相変わらず、望未ちゃんが苦手だった。



そうして迎えた、林間学校当日。

「暑い・・・・」
「ねー」

残暑とは言うものの、あまりの暑さに小日向くんが眉を顰めて、私は額の汗をタオルで拭き取りながら頷いた。

「灯ー、疲れたあ」
「暑苦しい・・・」

灯は望未ちゃんにくっつかれて、天気だけじゃない暑さを感じているようだ。