私には気持ち的な事情を抜くと、断る理由がないため、
「あー・・・分かりました。行きましょうか」
そうして、私達は並んで歩き出した。
「それにしても、冬穂が宿題を忘れるなんて珍しいな。何かあったのか?」
圭汰にいきなりタイムリーな質問を投げかけられ、心臓が飛び跳ねる。
やっぱり圭汰は、色んな意味で格が違う。
灯にも同じような質問をされたのに、圭汰に聞かれると何故か嘘が吐きにくい。
望未ちゃんにされていることを思い出してしまったせいで、ほんの少しの間を置いた後、私は小さく微笑んだ。
「・・・特には、何も」
「本当に?河合に、何かされてるんじゃないか?」
「っ・・・・」


