メールが届きました。


 
「お前ら、早速打ち溶け合って仲が良いみたい
だからな。学級委員をそのまま任せようかと…」

なん…だとっ!?

大「俺、委員長やりまっす!!」
莉「無理無理無理無理!学級崩壊する!」

愁「先生、本当に俺らでいいんですか??」

そう、まずそこだ。本当に私たちで良いのか??

「まぁ、最初だし。ある程度まとまっている
お前らならクラスも仕切れそうだし…」

隣にいた愛華、康平と目が合った。
担任…わかってないね。目で会話。

結局、担任の話に乗せられクラスの中心が
私たちということになった。


1-Cクラスの学級委員長を務めるのが愁。
そのサポート役、副委員長が有香。
書記は私と愛華。
学校行事に携わる実行委員には
莉奈、大介、悠太、康平。
となった。

担任からは、明日からよろしくとだけ言われ、
入学式中にふざけていたことは何も言われなかった。

というか、気づいてないのかもしれない。


最寄り駅まで行く途中もその話になった。

悠「なんか、身構えてたけど何も無かったな。」
莉「も~、愛華ので完全にバレたと思ってたのに~」
愛「私も思ってた~~」


みんなで話しているとあっという間で、
ホントに今日が初めましてなのかって感じがする。