さすがに早すぎたか…。
まぁ、校舎見学でもしてみようかな。
学校に着いてさっさと受付を済ませ、
自分の教室クラス、1-C の教室へ向かった。
教室に近づくにつれて段々と聞こえてくる笑い声。
それも自分の教室から。
ドアから中をのぞいてみた。
すると、教室にはすでに7人ほど、教室の後ろの
ほうの席で固まって何やら談笑していた。
これは…入っていいのだろうか。
入るか、他の人が来るのを待つか悩んでいるときだった。
「Cクラスの人??一緒に話そう~!!」
女の子がこちらに気づいて、ドアを開けて
そう声をかけてくれた。
大「おっはよ~!!俺は大介!よろしくな!」
有「私は澤村有香!あ、とりあえず荷物置きな~」
恐る恐る教室に入って突然自己紹介されて頭が
着いていってない状態ではあったけれど、とりあえず
先に荷物を置いてからみんなの輪の中に入った。
それから順番に自己紹介して、みんながみんな
初めましてのはずなのにずっと一緒にいたかのように
仲良くなった。
