“ただいまー”

私達が言うと、智君とハルがバタバタ走ってきた。



そして智君ママがご飯の支度をしている間私達は智君の部屋に居た。



「疲れたやろー」

『ううん。そんな事ないで。何か若いママで羨ましいなぁ』


私達が話をしていると、ハルは勝手にベットで寝ていた。


「ハル可愛いなぁ〜」


寝ているハルの頭を撫でながら智君が言った。



その表情はどこかさっきの智君ママがハルを見た時の寂し気な表情と似ていた。



“ご飯できたでー”



智君ママに呼ばれ私達はリビングに再び行った。


智君はグラタンかよーと文句を言っていたが、私が好きたからと言うと綺麗に食べていた。


そして私は智君ママと一緒に食後の片付けをしていた。
            
「タバコ買いに行ってくるわ」

智君が言うと私はいってらっしゃいと返事をした。




智君は新婚みたいやなと言って、出かけた。