私は家へ帰ると、ハルとお風呂に入り、部屋に戻った。


私も働こうかなぁ…



出産費用は私の貯金から出すつもりだったが、父が貯金は使うなと言って、結局父が払ってくれた。


いつまでもこのままじゃいけない…―


            
ハルもこれからお金がかかるし…


私はさっそくママに話しに行った。


「まだ働かんでもいいんちゃう?」


『いや!働く』


「ハルはどうするんさ?」


『……』


                        
「わかった。昼間なら見ててあげるから。その代わり真面目に働くんやで?」


結局ママに見てもらう事になり、まだまだ甘えてる自分がいた。



『わかった。』



私は部屋に戻ると智君にメールを送った。

“お疲れ☆
キャンプ楽しかったなぁ!
あっ、亜美働く事にしてん♪”