「ごめん…亜美の事は心友やってずっと思ってる。
けどな、子供も居て、亜美の周りには色んな支えてくれる人がおったやん?
松とか…今は智君やん?
それが…羨ましかった。
何で亜美ばっかりって…
そんな事思う醜い自分が居た。
けど、うちは高校卒業したいからって勝手な理由で子供より自分を取ったんやし仕方ないよな…」



『………』

「でも今日亜美と話せて良かった!
ごめんな?
亜美に嫉妬してた。
自分勝手なうちが悪いんやし…
これからは何でも話すし、また聞いてくれる?」



『うん!当たり前やん!
てか亜美の話も聞いてや?』

「うん!」



智君に‘ナツにちゃんと聞いてみなわからん’って言われてなかったら…

ナツとこんな風に話せなかったよ…――