ねぇ…



今抱いてるその子は貴方の子なの…?

            
貴方の子はここに居るよ…――


            
ハルは帰りたくないと愚図りだした。



今泣かないで…


ハルー!!



まわりのお母さん達が見ている…


私は嫌がるハルを無理矢理バギーに乗せると、ちらっとアキ達の方に目をやった。



                                    

フッ…――


一瞬目があったが、すぐ反らされてしまった。

                        

あぁ…何やってんだろ…




帰ろう…






私は泣いてるハルにお茶を渡して機嫌を取りながらバギーを押して帰った。





アキ…


                                    
どう思ったかな…――




何とも思わなかったんだろうな…