そこからの記憶はなく、気付けば病院に居た…――

                        
うっすらと目を開けると、ナツと兄が居た。

『あれ?』


「おー!目覚ましたか!
お前松を見送ってすぐフッと倒れてんで。
松につれてかれた思てビックリしたわ。」


兄に続いてナツも言った。
「栄養失調やて!亜美ほんましっかりしなあかんで!」


あぁ…そう言えばまともに食べてなかったな…



そして点滴がおわると、帰宅した。





こんなんじゃダメだ…――



強くなるって決めたんだ…――




そして、落ち着いたらアキの父に会いに行こうと思い、私は眠りについた…――――