次の日のお葬式にも色んな人が訪れた…――


ハルは機嫌が悪くなったので、外に連れ出した。



しばらくハルと遊んで居ると、兄が来た。

「亜美。最後のお別れやで。」


そう言うと兄がハルを抱いて中に入った。





最後…なんだね…――



中に入ると皆泣きながら、花を入れていた…



ハルはまた愚図って「まちゅー!まぁー」と松に向かって泣いていた…――



私は松の傍へ行き、花を添えると、涙を流しながらも精一杯の笑顔で最後の言葉を言った。


『またな…ッッ!』

            

それから松は火葬場に向かった…――