公園の砂場で、晴人と同じ年位の女の子のオモチャに興味を示し、勝手に取って遊んでいた。


『すいません〜!こら、ハル!』


私はその子のお母さんに謝った。


「いいよ、いいよ〜!一緒に遊んでなぁ」


よく見るとかなり若いママだった。





しばらくしてハルは眠くなったのか、愚図り出したので、私はハルをバギーに乗せると帰る準備をした。


『また遊んでね。』

私はオモチャを貸してくれた女の子に言うと、女の子は小さく手を振っていた。



女の子も可愛いなぁ…なんて思いながらバギーを押して帰った。














この光景をアキが見ていたなんて知らずに……―――