コンコン…――


ママがジュースとお菓子を運んでくれた。


「あっ、初めまして…お邪魔してます。」


美優はペコリと頭を下げた。

「あれっ、妊婦さん?」


「ハイ」

「そぉ〜!何かあったら頼りないけど亜美に聞きなぁ〜ハハッ」


「えっ?」
美優は理解できないみたいだった


『もうわかったから。ハイハイ』

私はママを部屋から追い出すと、美優は不思議な顔をしていた。


『ハルはあたしの子やで。』


「えぇーッッ!?!?」


予想通りの反応だった。