『うん!!そうやで!』



ナツはえっ?って顔をしていたが、それ以上は何も言わなかった。


マユは謎がとけてスッキリしたのか、次々と色々話し始めた。

「そっかぁ。…あたし実はアッキーと会ったんよ」


えっ?…――


胸の鼓動が早くなるのがわかった。



聞きたいようで聞きたくない…――


今の幸せが崩れてしまいそうだから…


マユが話そうとした時、注文していたものが運ばれた。


ハルが手を出さないように、私は皿を除けたりしていた。

『マユは今彼氏とかおんの?』

私は話をそらそうとした。

「えっ?うん…――」

それからマユは自分の彼氏について話し始めた。


ホッ‥――


私はハルにご飯を食べさせながら…

ナツはうん、うん、と頷きながら、マユの彼氏の話を聞いていた。



ご飯を食べ終えると、私はハルの昼寝の時間だからと言って、マユと別れた。