夏の空の下、となりには、

よく晴れた日だった。

暑くて暑くて、溶けちゃう~????とかいってるバカ女共の話にもうなずいてしまうような、そんな暑さだった。


(女子ってほんとにめんどくせえ。どーでもいいことでいちいちキーキーしゃべんなサル)

僕はサッカー部(の中でもやる気のない方)で、いかにうまくサボるかばかりを考えていた。

(あちー、水、、)
水道を求めて、ちょっとオレンジ色になりかけた空のなか、ひとりでふらふらと水道にむかっていた。

そう、その瞬間にひとりであそこにいっていなければ。

僕のつまらない世界は変わっていなかっただろう。