最強な彼の愛し方








甘味処【甘夢-カンム-】


めちゃくちゃ美味しいと有名なお店。



マサキと私、そして何故かレンは只今その甘夢で綺麗に並べられたケーキ達を眺めていた。



「ほわぁ…見てるだけで幸せ〜」


「フッ、喜んでくれて良かったよ」


「これ…美味しそう…」



目に留まったのはチョコレートケーキ。
シンプルな見た目だけど私は人もこういうモノもあまり飾らないのが好きなタイプだ。
チャラ男なんてもっての外。対象外。

「じゃあそれにする?」


「うんっ!マサキとレンは?」


「じゃあ俺はモンブランにしようかな」


「俺は甘いものは好きじゃねぇ」



じゃあなんで来たんだよ

とか思ったけど機嫌悪くなりそうだから胸の中にそっと閉まっておこう。













「んぅ〜、おいひい〜」


倉庫に戻って早速ケーキを食べる私。


幸せだ。至福のひと時ってやつ。




「ヒヨちゃん美味しそうに食べるね」

クスッと笑うフウト。


「美味しいんだもんっ!一口いる?」


「俺はいいよ」


「そっか」




それはそうと…



「マサキありがとうね、本当美味しいよ」


「あはっ、別にいいよ
俺もヒヨりんから、いい情報教えて貰ったし?」


「いい情報って…経験あろうが無かろうがあんた達には関係ないと思うしメリット無くない?」


「俺じゃなくて〜…ね?」


マサキの言っている意味が分からなかったけどケーキの幸せの余韻に浸っていたから別に何も気にはしなかった。