最強な彼の愛し方







「あっ、そうだ」


思い出したようにマサキが聞いてくる。
















「今まで彼氏いたことある?」

と…。



「何それ、知ってどうすんの」


「いいから」


なぜか頑なに聞こうとするマサキ。

他の四人も聞いてないふりしてるけどこの質問に興味を示しているのは見て取れる。












「いたけど」


「へぇ!まぁそうか、ヒヨりん可愛いもんな」


「お世辞とかいらないんだけど」





この次にマサキが言った言葉にこの場にいる誰もが耳を疑う事になる。


















「じゃあさっ、ヤった経験はある?」



思考回路が一瞬止まったことは言うまでもない。



「はあ?!そんな事聞く意味が分かんないっ!!」

瞬時に火照る顔。

こう見えても純粋なんだからーーーっ!!!!


一斉にこっちを見る男共。
さすが健全な男子高校生…。




「そんな事…意地でも言わないっ!!」


「じゃあ教えてくれたら近くのお店で好きなだけケーキ奢ってあげる」


「あります」








ケーキに釣られてしまった私はいとも簡単に本当の情報を晒してしまった。




三度の飯より甘いもの。が私の座右の銘なんだから仕方ない。






皆を見ると、マサキはニヤニヤしててフウトは苦笑い、カナタは赤面、ハルマは真顔、レンは…え?眉間に皺寄ってるけど、怒ってんの?





まぁいいや






「ケーキっケーキっ♪早く買いに行こうよっ」


満面の笑みでマサキに言うと


「いいけど、ヒヨりんそんなにケーキ好きなの?」


「んー、甘いもの全般好きだよ
てゆーかもう愛してるから。何よりも好き」


「そーなんだ、じゃあ行こっか」




「うんっ」