最強な彼の愛し方







「じゃあ、行くぞ」





そう言って校舎とは反対方向に歩き出すレン。


私はその言葉の意味が理解出来ずに首を傾げる。




「どこに?」



「決まってんだろ、倉庫だ」





はい?



「倉庫?!」


「んだよ、お前今行くっつったろ」


「いやいやいや!確かに言ったよ?言ったけども!普通今行く?!放課後じゃないの?!授業は?!」



「っせーな…」



はあ?!こいつ今うるさいっつった?!

「思い立ったが吉日だろ、放課後までにお前の気持ちが変わってたらどうすんだよ」


「え、レンそんな言葉知ってたんだ」




私が心底驚いたように目を見開いていると


「と、言うわけで〜♪行くよヒヨりん」


「ヒヨちゃん、おいで?」


「楽しみだな、ヒヨ!」


「ヒヨ、早く来いよ」


ルンルン気分のマサキ。

ふわりと微笑むフウト。

いつも通りニッと笑うカナタ。

手を差し伸べてくてるハルマ。