最強な彼の愛し方





驚いたように目を丸くする彼ら


「あのー、カナタ…友達になった記憶が私の脳内に存在しないんだけど?」


「何言ってんだよ!俺とヒヨとハルマはもう友達だろっ!」


ニカッと眩しいくらいの笑顔で笑うカナタ。





「えっと…ヒヨちゃん?」

ニッコリ笑って話しかけてくる赤髪くん。


「僕は矢神楓斗《やがみ ふうと》。二年だよ、よろしくね」



うげっ、先輩だった…。




次に口を開いたのは金髪の彼。
「真本雅樹《しんもと まさき》だ、同じく二年。よろしく」




最後に嫌々って感じで口を開いたのが黒髪。
「一ノ瀬レン《いちのせ れん》、二年」



最後のレン先輩はどうやら私なんかとよろしくする気もないらしい。


まあそっちの方が私にとっては有り難い。




「あんたは?」

黙っていた私に笑顔で聞いてくる金髪、マサキ。




…え、めんどっ!
言わなきゃいけない流れ?だるっ!


「高木妃夜。一年だよ。」



『よろしく』。
そう言わなかったのは別にこれから関わらないと思っていたから、あえて言わないでおいた。