「なにそれ、誤解させたって...」 『いや、今さっきメールが来てさ、 ごめん、傷つけた、誤解させた。ってきたから 多分、紗由理じゃねーかなって思って』 咲原くんが、心配してる...? そんなのありえないよ。 私のことなんか嫌いなくせに。 「...もう、わけわかんない」 『おいっ!待てよっ!』 リビングを出て、自分の部屋に行く。 自分を鏡で見てみた。 なんで、変えられないんだろう。 「私って、本当にブスだ。」 ...だから、咲原くんも嫌いなの?