【よし、これでオッケー☆】

暗闇の中、少女は微笑んだ。

【さて、…どうやって更正しようかな…?】

少女……アタラシイ神様は口元に指を近づけた。

一時は焦った。しかし、裏返すと案外成功を上回る。大成功だ。

【私の敵は姫のお父さんだけだったけどww】
. . .
あの父親は最悪だった。科学者気取りの狐め。アイツの言いなりになるからだよ。

アイツのお陰で私がどんな目にあったかなんて………

貴方には解らないでしょう…?姫ちゃん……

アタラシイ神様は強く下唇を噛んだ。