「お姉ちゃん…おかしいよっ!!!」
「あはは、どこが?姫はいつもおかしいわね」
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
だって………死体は………
. . . . .
「お姉ちゃん…死なないで……」
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
お姉ちゃんは、え?と呟く
「何言ってるよ、私は生きているわよ」
【嘘言わないで……!】
先ほどからお姉ちゃんが喋るたび、倒れているお姉ちゃんの口から血が溢れる。
「もう、生きているってば、手ーブンブンしちゃうぞぉ〜」
倒れているお姉ちゃんの目がぎょろりと動く。
「ひっ」
お姉ちゃんの腕を見るが両腕が切断されてる。
肉が丸見えだ。
あまりのグロテスクに耐えられず、私が吐きそうになった時だった。
《私は………ここよ》
脳内にお姉ちゃんの声が響く。
その直後、後ろから音がした。
ベチベチベチ!!
振り返るとお姉ちゃんの両腕が動いていた。
「きゃあああああああああっ!!!」

