「あのさ、別にそういう理由で鍵かけろとか言ってるわけじゃないよ。常識でもないし」


「へっ…?」


じゃあどういう理由…?

困惑する私を、王子が軽く睨む。




「…俺も男、なんだけど」





えっ。