「う、うぅ…」 恥ずかしさにいたたまれなくなって、 頭から毛布をガバッと被る。 ん、でもちょっとまって。 多分だけど…ここはきっと王子の家。 きっと今キッチンでコーヒーを沸かしてるのは、王子。 私が今王子の家にいるということは… 「嘘…」 多分、いや多分じゃなくて、私王子に運んでもらったんだ… その意味を理解して、カアッと顔が熱くなる。 私、泣いたり王子とかいっちゃったり無職なこと告白したり気絶しちゃったり… 王子にどれだけの醜態をさらしてきたんだろう。