私の王子様は、冷酷なんかじゃありません



そんな事を私に言われて、戸惑うような顔になる王子。

まぁ、戸惑うようよね……。

「別によんでもいいよ。……俺も葉月のこと姫ってよんでもいいなら」

「はい……!?」


突然のそんな王子の提案に目がテンになる。

姫ってよぶってどういうこと!!

「はい、姫。口をあけてください」

そういってスプーンをさしだす王子。
私は恥ずかしさに卒しそうになった。

「や、やめてください!恥ずかしすぎます!!」

「お互いさまじゃない?」


そんな事を言われたら何もいえなくなる。

まぁ、確かにそうなんだけど、
お互いさまなんだけど……

そういえば王子は学生時代から"王子"って
よばれてたんだった。

そのことに気づいていたのかは怪しいけど。