in陽菜子の病室
母)陵太君には悪いけど、陽菜は実家に連れて帰るわ。この先陽菜の記憶が戻るかどうか分からない。なのに陽菜の人生を陵太君に支えて貰おうなんて厚かましいわ。
『お義母さん。』
母)陵太君は陽菜に十分尽くしてくれた。
『お義母さん、でも陽菜と俺は婚約までしたんです。』
母)そうは言っても、陵太くんもまだ若いの。27歳よ。まだ伴侶を決めるには早かったって思ってもらっていいのよ。陽菜を忘れていいの。
『俺は諦めません。今実家に陽菜子を帰させても、絶対に諦めません。』
母)陵太くん...
「...」



