『お義母さん!』
母)陵太くん。
『陽菜は?』
母)まだ目を覚ましてないんだよね。
でも、大丈夫だよ。うちの陽菜だから。
『すみません、自転車でなんか行かせて』
母)陵太くんのせいじゃないわ。
それに、陽菜は私に電話で自転車に乗れるようになったって自慢してきたのよ。陽菜はずっと自転車に乗りたかったんだからそれでいいの。
『でも…』
母)陵太くんがその調子じゃダメでしょ。
ほら、ママがいじめたって陽菜に怒られるから、悲しい顔しないで。
『はい…』
(ダッダッダッダッ…(走))
母)どうしたんですか?
看)陽菜子さん目を覚ましたみたいですよ。
母)本当ですか?よかった。
看)今面会できるのは家族だけなので、付き添いの方はもう少しお待ちください。
お母様、あっ、お父様もいらっしゃりましたね。中へどうぞ。
母)先に入るわね。



