「ところで少年、君は何者なんだ?」
「あー…。そっか、もう僕のこと覚えてないんだよね」
ポリポリと頬を掻きながら少年は言う。
その顔はとても悲しそうだった。
「僕はロキ。ロキ・クラウン。君と会うのは3回目なんだけど…」
「どこかであったか?悪いな、まったく覚えていないんだ…」
「ううん、違うんだ。これからっていうか、巻き戻った世界で僕と君の会う回数さ」
わけのわからないことを言う少年…じゃなかったロキ。
俺の頭の上には『?』のマークが浮かんでいることだろう。
「どこで会うかは言わないよ、これからの物語が面白くなくなっちゃうから。僕はいつでもトリックスターでありたいんだ」
「は、はあ…」
「あっ!そうそう!」
ロキは思い出したように言う。
「一度時間を巻き戻した世界に来ちゃうとね、今までのこと…つまり未来のことは忘れちゃうんだ」
「はぁ!?」
「あー…。そっか、もう僕のこと覚えてないんだよね」
ポリポリと頬を掻きながら少年は言う。
その顔はとても悲しそうだった。
「僕はロキ。ロキ・クラウン。君と会うのは3回目なんだけど…」
「どこかであったか?悪いな、まったく覚えていないんだ…」
「ううん、違うんだ。これからっていうか、巻き戻った世界で僕と君の会う回数さ」
わけのわからないことを言う少年…じゃなかったロキ。
俺の頭の上には『?』のマークが浮かんでいることだろう。
「どこで会うかは言わないよ、これからの物語が面白くなくなっちゃうから。僕はいつでもトリックスターでありたいんだ」
「は、はあ…」
「あっ!そうそう!」
ロキは思い出したように言う。
「一度時間を巻き戻した世界に来ちゃうとね、今までのこと…つまり未来のことは忘れちゃうんだ」
「はぁ!?」

