アカツキの記憶 1

「サクラ、大丈夫かな…」
「ユウ、心配してるのか?」
「当たり前だろ?仲間なんだから」
「…お前、ほんと鈍いよな~」
「何がだ?」
「いや、なんでも」

 セイラは話をそらした。
 なんかにやにやした顔でこっちをチラッと見てる。
 え?なに?超不気味なんだけど。

「キシャアアアア‼‼」

 ラミアは俺たちに向かってきた。

「来たぞ!」

 とても素早い動きだ。
 だけど…。

「よけれないわけじゃない!」

 ぎりぎりのところで躱す。

「おいおい、相変わらず遅い動きだな!」
「うるせえ!おれはテクニックで戦うタイプなんだよ!」
「お前の場合、テクニックっていうよりマジカルだろうが!」
「そうだよ!おれは魔法使いなんだからよ!」