あの森周辺を探してみたはいいが、その子らしき人物を見た人は一人もいなかった。
となると、やっぱ…。
「やっぱり、『魔女の森』にいるのかしら…」
「応援を呼ぼう。サクラ、近くにだれがいるかわかるか?」
「ちょっと待っててね…」
サクラが取り出したのは魔法道具『仲間手帳』。
これに体の一部…つまり毛や爪を取り込ませる。
すると、その人物がどこにいるのかわかるっていう道具だ。
使い方を間違えるとストーカーになるんじゃないかって思うだろうが、その辺は問題ない。
登録した人物の了承を得ないとこの道具の効果は発動されないからだ。
「近くにいるのは…クロエね」
「げっ…!」
よりによってあいつかよ…。
「『げっ…!』って…。また喧嘩でもしたの?」
「名前呼んだらブチ切れ」
「あなた、意外と学習しないわよね。でも関係ないわ、呼ぶわよ?」
「お、おぉ…」
そして、サクラは『仲間手帳』のもう一つの能力、呼び出し機能を使った。
となると、やっぱ…。
「やっぱり、『魔女の森』にいるのかしら…」
「応援を呼ぼう。サクラ、近くにだれがいるかわかるか?」
「ちょっと待っててね…」
サクラが取り出したのは魔法道具『仲間手帳』。
これに体の一部…つまり毛や爪を取り込ませる。
すると、その人物がどこにいるのかわかるっていう道具だ。
使い方を間違えるとストーカーになるんじゃないかって思うだろうが、その辺は問題ない。
登録した人物の了承を得ないとこの道具の効果は発動されないからだ。
「近くにいるのは…クロエね」
「げっ…!」
よりによってあいつかよ…。
「『げっ…!』って…。また喧嘩でもしたの?」
「名前呼んだらブチ切れ」
「あなた、意外と学習しないわよね。でも関係ないわ、呼ぶわよ?」
「お、おぉ…」
そして、サクラは『仲間手帳』のもう一つの能力、呼び出し機能を使った。