アカツキの記憶 1

 気が付くと、俺の後ろにはセイラがいなくなっていた。
 それに気づかないって…。
 どんだけ必死だったんだ、俺…。

「ふぅ~…」

 ようやく、落ち着いてその新人を探すことができるな。
 えっと、特徴は髪の色は白銀、目の色は桃色の女の子だったよな。
 確かに珍しい。
 そんな子がこの町にいたら確実に目立つだろう。
 あと、よけいな情報かもしれないが俺と真逆だ。
 俺の髪の色は黒で目の色は水色だし。
 ほんと、どうでもいいことだけど。
 だったら、どこかで見た人がいるかも。
 人がいっぱいいるところ…市場に行けば、なにか手がかりがあるかも?