母さんの命令で外へ出たはいい。
出たはいいんだが…。
「俺、新人の特徴聞いてない!」
俺のこの叫びは空にむなしく響くだけだった。
「お前、何一人で大きな声出してんだ?きもちわるっ…」
「お前は、相変わらず一言多いな、セイ…」
セイラと言いかけた後、セイラはギロリと俺をにらむ。
だからそのあと、慌ててクロエと言い直した。
まあ、どっちも女っぽい名前だと思うんだけど。
「まあ、だいだいわかってるんだけどな。ユウ、新人のことなんも聞いてなかったんだよな?」
「ああ」
セイラ、まさか教えてくれるのか?
いや、そんなことがあったら槍でも降ってくるんじゃないか?
そんなことを思いながら俺はチラッと上を見る。
「なんか失礼なこと考えてなかったか?」
「べ、別に」
俺はちょっと声をうわずかせる。
「教えようと思ったけど、なんかムカついたからやめた。じゃあな」
機嫌を悪くしたセイラは後ろを向いた。
「うわああああ!悪い、悪かった!頼むから教えてくれ!」
ここでこいつを見失ったら、こんどいつギルドメンバーに会えるかわからない。
俺たちのいるこの町、『ショウシュンタウン』は結構広い。
俺たちのギルド『月花のウサギ』はほかのギルドに比べると若干人数は少ない。
だから、町の中で見つけるのは一苦労だ。
出たはいいんだが…。
「俺、新人の特徴聞いてない!」
俺のこの叫びは空にむなしく響くだけだった。
「お前、何一人で大きな声出してんだ?きもちわるっ…」
「お前は、相変わらず一言多いな、セイ…」
セイラと言いかけた後、セイラはギロリと俺をにらむ。
だからそのあと、慌ててクロエと言い直した。
まあ、どっちも女っぽい名前だと思うんだけど。
「まあ、だいだいわかってるんだけどな。ユウ、新人のことなんも聞いてなかったんだよな?」
「ああ」
セイラ、まさか教えてくれるのか?
いや、そんなことがあったら槍でも降ってくるんじゃないか?
そんなことを思いながら俺はチラッと上を見る。
「なんか失礼なこと考えてなかったか?」
「べ、別に」
俺はちょっと声をうわずかせる。
「教えようと思ったけど、なんかムカついたからやめた。じゃあな」
機嫌を悪くしたセイラは後ろを向いた。
「うわああああ!悪い、悪かった!頼むから教えてくれ!」
ここでこいつを見失ったら、こんどいつギルドメンバーに会えるかわからない。
俺たちのいるこの町、『ショウシュンタウン』は結構広い。
俺たちのギルド『月花のウサギ』はほかのギルドに比べると若干人数は少ない。
だから、町の中で見つけるのは一苦労だ。

