「…白猫君」
あれから3年。
何時かの黒猫君は、日課になった白猫君のお墓参りに行きます。
その時、とんっと肩をたたかれました。
「…!」
この優しいたたき方には覚えがありました。
黒猫君が振り向くと、何時かのあの子にそっくりな人がたっていました。
刹那、白いあの子は言います。
「I have sky」
ー私は空を持っている。