「ん? ああ、他にも扉はあるんだよ。北側の扉は、鏑木の裏に繋がっているよ。東側と西側は、まあ、洞窟みたいになっているな。今見てきたような部屋を作る前の段階で止まっているよ。」
他にも空間があるのか。
厄介だな。
「その洞窟みたいな場所には、入れますか? 中を確認したいんですが、扉に鍵が掛かっているとかありますか? 」
「いや、鍵が掛かっているのは鏑木の扉だけだよ。西と東は開くはずだ。」
次郎さんの答えを、夏子がノートに書き留めている。
「ただ、扉の先がどうなっているかは、わからんよ。開けてみた事はあるが、中に入ったことはないからね。」
どこまで続いているかわからないのか。
もしかしたら、すぐに行き止まりって事もあるのか。
少しでも、確認しておいた方がいいな。
「見に行くのはかまわんが、昼ご飯を食べてからにしたらどうだい? 君たちは、行ったら時間を忘れてしまいそうだからね。」
次郎さんに言われ、時計を見ると、すでに昼近い。
「え?! 早くないですか? 私達、そんなに下に居たんですか? 」
夏子が驚くのも無理はない。
僕も、一時間位で上に戻ってきた感覚だ。
「時間の感覚がズレるわね。気を付けましょう。」
咲夜も同じだったようだ。
「夢中になりすぎなのか? あまり遅くまで中にいるのも良くないだろう。携帯のアラームを鳴らすか。」
僕は、アラームのセットをした。
五時に鳴るようにすれば、六時には千影さんの家に戻れる。
「そうね。それと、三人一緒に行動したほうがいいわね。どこか、空間が歪んだような感じがするの。危険がないとは言いきれないわ。」
『オニ』の領域なのか?
何か邪魔するものがあるのか?
咲夜の意見に従った方が良さそうだな。
僕らは、昼食をとりながら、まだ確認していない白虎の部屋から始め、一番近い西側の扉の中を確認する事を決めた。
降りる間際に、次郎さんが懐中電灯を渡してきたのを受け取った。
役に立つからと。
他にも空間があるのか。
厄介だな。
「その洞窟みたいな場所には、入れますか? 中を確認したいんですが、扉に鍵が掛かっているとかありますか? 」
「いや、鍵が掛かっているのは鏑木の扉だけだよ。西と東は開くはずだ。」
次郎さんの答えを、夏子がノートに書き留めている。
「ただ、扉の先がどうなっているかは、わからんよ。開けてみた事はあるが、中に入ったことはないからね。」
どこまで続いているかわからないのか。
もしかしたら、すぐに行き止まりって事もあるのか。
少しでも、確認しておいた方がいいな。
「見に行くのはかまわんが、昼ご飯を食べてからにしたらどうだい? 君たちは、行ったら時間を忘れてしまいそうだからね。」
次郎さんに言われ、時計を見ると、すでに昼近い。
「え?! 早くないですか? 私達、そんなに下に居たんですか? 」
夏子が驚くのも無理はない。
僕も、一時間位で上に戻ってきた感覚だ。
「時間の感覚がズレるわね。気を付けましょう。」
咲夜も同じだったようだ。
「夢中になりすぎなのか? あまり遅くまで中にいるのも良くないだろう。携帯のアラームを鳴らすか。」
僕は、アラームのセットをした。
五時に鳴るようにすれば、六時には千影さんの家に戻れる。
「そうね。それと、三人一緒に行動したほうがいいわね。どこか、空間が歪んだような感じがするの。危険がないとは言いきれないわ。」
『オニ』の領域なのか?
何か邪魔するものがあるのか?
咲夜の意見に従った方が良さそうだな。
僕らは、昼食をとりながら、まだ確認していない白虎の部屋から始め、一番近い西側の扉の中を確認する事を決めた。
降りる間際に、次郎さんが懐中電灯を渡してきたのを受け取った。
役に立つからと。

