階段を降りた先にも扉があった。
その扉も鍵が掛けられていたようで、次郎さんは鍵を開け、扉を開いた。
「ここがね、『オニ』の来る場所だよ。もう少し先に広い空間があるんだが、時が来たら、そこに集まるようになっているんだ。」
扉の先には、洞窟とは思えない広さの通路と部屋があった。
「なんですかここ?! 広すぎ! 地下迷宮ですね! 」
夏子の台詞がピッタリだな。
地下迷宮。
僕達からすれば、他に言い様がないレベルだ。
「昔はね、上に『オニ』が現れてたんだよ。その時に、被害を抑えるために、この地下に避難所として作ったらしいんだ。
だが、『オニ』になった巫女がここに降りたらしい。その時から、『オニ』はここに出るようになったんだよ。」
そうだったのか。
地下がある事は記録に書いてあったが、『オニ』の事は書いてなかった。
これは、千影さんも知らないだろう事だ。
しかし、広い。
簡単に見取図を作らないと作戦自体練れないな。
「夢で見た場所と同じね。ここで間違いないわ。それにしても、いくつ部屋があるんですか? これだけ広いと手分けして探さないと。」
咲夜が、不安気に聞いている。
「ん? そうだなあ、とりあえず広間に行ってみるかい? 地図を書くなら知っている限り教えるよ。」
そう言って、次郎さんは歩き始めた。
九栗の扉から真っ直ぐに進むと、大きな空間に着いた。
「ここが広間だ。ここを中心に左右に道が分かれていて、突き当りはぐるりと円を書くように繋がっているんだよ。」
夏子が、ノートを出し、簡単に描き始めた。
「こんな感じですか? 真ん中がここ。上下左右に道があって、丸く繋がってるんですよね? 」
「だいたい合ってるね。それぞれの区画が東西南北で分かれていて、それぞれに部屋が作られているんだよ。どこも鍵は掛かっていないから開けられるはずだよ。私は、上に一度戻るから、何かあったら戻っておいで。」
次郎さんは、夏子のノートを覗き込んで教えてくれた。
「部屋の数は多そうだな。手分けするか? それとも、何か感じるかい? 」
僕は、咲夜に何か聞こえたり、感じたりするものがないか確認した。
「そうね。ここは何も無いわ。どちらかと言うと、左側の上、九栗が南なら北西の区画は、あまりいい感じはしないわね。」
咲夜は、地図を見ながら説明してくれた。
夏子も、咲夜の言葉に合わせて、今降りてきた九栗の扉を南として、東西南北に振り分けた。
「何があるかわからないから、纏まって動こう。北西は最後にして、北東、右上の区画から見ていくか。」
咲夜の言葉を信じ、北西の区画は後回しにした。
「どの扉から入ります? いっぱいあって困りますね。」
夏子の意見も、もっともだ。一区画の壁にいくつもの扉が並んでいる。
僕達は、一番近い広間側の扉を開けることにした。
その扉も鍵が掛けられていたようで、次郎さんは鍵を開け、扉を開いた。
「ここがね、『オニ』の来る場所だよ。もう少し先に広い空間があるんだが、時が来たら、そこに集まるようになっているんだ。」
扉の先には、洞窟とは思えない広さの通路と部屋があった。
「なんですかここ?! 広すぎ! 地下迷宮ですね! 」
夏子の台詞がピッタリだな。
地下迷宮。
僕達からすれば、他に言い様がないレベルだ。
「昔はね、上に『オニ』が現れてたんだよ。その時に、被害を抑えるために、この地下に避難所として作ったらしいんだ。
だが、『オニ』になった巫女がここに降りたらしい。その時から、『オニ』はここに出るようになったんだよ。」
そうだったのか。
地下がある事は記録に書いてあったが、『オニ』の事は書いてなかった。
これは、千影さんも知らないだろう事だ。
しかし、広い。
簡単に見取図を作らないと作戦自体練れないな。
「夢で見た場所と同じね。ここで間違いないわ。それにしても、いくつ部屋があるんですか? これだけ広いと手分けして探さないと。」
咲夜が、不安気に聞いている。
「ん? そうだなあ、とりあえず広間に行ってみるかい? 地図を書くなら知っている限り教えるよ。」
そう言って、次郎さんは歩き始めた。
九栗の扉から真っ直ぐに進むと、大きな空間に着いた。
「ここが広間だ。ここを中心に左右に道が分かれていて、突き当りはぐるりと円を書くように繋がっているんだよ。」
夏子が、ノートを出し、簡単に描き始めた。
「こんな感じですか? 真ん中がここ。上下左右に道があって、丸く繋がってるんですよね? 」
「だいたい合ってるね。それぞれの区画が東西南北で分かれていて、それぞれに部屋が作られているんだよ。どこも鍵は掛かっていないから開けられるはずだよ。私は、上に一度戻るから、何かあったら戻っておいで。」
次郎さんは、夏子のノートを覗き込んで教えてくれた。
「部屋の数は多そうだな。手分けするか? それとも、何か感じるかい? 」
僕は、咲夜に何か聞こえたり、感じたりするものがないか確認した。
「そうね。ここは何も無いわ。どちらかと言うと、左側の上、九栗が南なら北西の区画は、あまりいい感じはしないわね。」
咲夜は、地図を見ながら説明してくれた。
夏子も、咲夜の言葉に合わせて、今降りてきた九栗の扉を南として、東西南北に振り分けた。
「何があるかわからないから、纏まって動こう。北西は最後にして、北東、右上の区画から見ていくか。」
咲夜の言葉を信じ、北西の区画は後回しにした。
「どの扉から入ります? いっぱいあって困りますね。」
夏子の意見も、もっともだ。一区画の壁にいくつもの扉が並んでいる。
僕達は、一番近い広間側の扉を開けることにした。

