サプライズ★フィナーレ✿修正中✿

 時を遡れば、翔に誘われ同じイタリアの服飾専門学校のモデルコースに通い始めた時からだ。

 十代後半の時、既に無愛想だったけれど、何の夢もない私が進路に悩んでいた時、誰よりも気に掛けてくれたのが翔だった。そんな翔が、ルックスとスタイルだけが取り柄の私に、モデルの道を勧めてくれたの。幸い身長も172センチあったし。

 翔は、私の最大のコンプレックスの長身を『最大の武器にすればいい』と言ってくれた。そして『いつか俺のデザインした服で二人でパリコレデビューしよう。……それが俺の夢だから』とも言ってくれた。

 私は、もう嬉しくて嬉しくて、翔の夢を叶えようと一生懸命ウォーキング、ポージング等の練習に励んだが、不器用で恥ずかしがりやの私は人一倍上達が遅く、結局学園内のファッションショーのモデルにさえ選ばれずにいた。結局一度もショーに出られず卒業してしまったのだ。