サプライズ★フィナーレ✿修正中✿

 どうしたの? 私、そんな傷付けるようなこと言った?

 いつも優しい笑みを浮かべている彼にそんな顔させてしまい、胸がズキンと痛む。

「ごめんね」

 私は、すぐに翔輝君の近くに行き素直に謝る。

「愛梨が謝ることないよ。ただ……俺、愛梨が思ってるような男じゃないよ。本当の俺は、滅茶苦茶エゴイストだから」

 ……どういう意味? 翔輝君がエゴイストなら、世界中の人みんなエゴイストよ。

「いいじゃない? 大体、大なり小なり誰だってエゴイストと思うけど。皆、自分のことで精一杯だし、自分に正直に生きたいと思ってるはず。幸せになる為に。……でも意外。是非ともそんな翔輝君見てみたい」

「……それは無理かな。愛梨には、まだ幻滅されたくないよ」

「……残念。でもいつか見せてね。楽しみにしてる」

 彼は、私の言葉にふと口先だけの笑みを浮かべた。そしてまた美しくも儚げな横顔を見せ、一心に青空を見上げ続けていた。