翌日もフラワータウンの空は、突き抜けるような青さを見せてくれた。
遅めの朝食後、寝室のバルコニーで優しい風に吹かれながら、甘い香りと誇らしげに咲き誇る花達に癒され、極上タイムを満喫。きっと天も風の精も花の精も、私達を祝福してくれている。
そんな幸せ絶頂の私を後ろから抱き締めるのは、もちろん翔……?
「翔輝君!?」
「さすが! ……聞いたよ、おめでとう。そしてごめん、騙して。でも愛梨は、絶対気付くと信じてたよ。翔も手離せるはずないってね。ちょい荒療治だったけど、二人の絆信じてた」
まんまと手のひらで転がされてたの?
覗き込む翔輝君を見上げるとニッコリする。
「翔さ、『翼と別れてエリと結婚しろ』って言ってきたんだよ。片割れの俺以外託せないって。無理に決まってるのにね~。けどあまりの懇願ぶりに翼と一肌脱ぐことにしたんだ。……俺が、サニーで愛梨誘った時の顔、マジ刺し殺されるかと思ったよ。絶対一人になれないって思ったもん。最後には、俺と入れ替われって言い出すし、もう好きや愛してるって次元越えてるよね。愛梨の為なら例え火の中水の中、高層ビルからでも喜んで飛び下りるよ。あんな超面倒な奴、愛梨しか扱えない。……愛梨、一生我が弟をよろしくお願いします。翼も夕方には来るよ。凄く喜んでた。あ、後ごめん。翔の部屋の前で翼に泊まれって言ったの俺。愛梨に"誰にも渡さない!"って火を付けたくてさ」
私は、つい爽やかな笑顔を見せる翔輝君につられ、笑顔を見せた。
遅めの朝食後、寝室のバルコニーで優しい風に吹かれながら、甘い香りと誇らしげに咲き誇る花達に癒され、極上タイムを満喫。きっと天も風の精も花の精も、私達を祝福してくれている。
そんな幸せ絶頂の私を後ろから抱き締めるのは、もちろん翔……?
「翔輝君!?」
「さすが! ……聞いたよ、おめでとう。そしてごめん、騙して。でも愛梨は、絶対気付くと信じてたよ。翔も手離せるはずないってね。ちょい荒療治だったけど、二人の絆信じてた」
まんまと手のひらで転がされてたの?
覗き込む翔輝君を見上げるとニッコリする。
「翔さ、『翼と別れてエリと結婚しろ』って言ってきたんだよ。片割れの俺以外託せないって。無理に決まってるのにね~。けどあまりの懇願ぶりに翼と一肌脱ぐことにしたんだ。……俺が、サニーで愛梨誘った時の顔、マジ刺し殺されるかと思ったよ。絶対一人になれないって思ったもん。最後には、俺と入れ替われって言い出すし、もう好きや愛してるって次元越えてるよね。愛梨の為なら例え火の中水の中、高層ビルからでも喜んで飛び下りるよ。あんな超面倒な奴、愛梨しか扱えない。……愛梨、一生我が弟をよろしくお願いします。翼も夕方には来るよ。凄く喜んでた。あ、後ごめん。翔の部屋の前で翼に泊まれって言ったの俺。愛梨に"誰にも渡さない!"って火を付けたくてさ」
私は、つい爽やかな笑顔を見せる翔輝君につられ、笑顔を見せた。


