「愛梨……今ここにいるってことは、俺とここで一晩過ごすって意味だよ。……わかってる?」
それはわかってる。わからないのは……もういい、信じて賭けてみる。
目の前から強く見上げて頷くと、彼はどこかに意識が飛んでしまったように見えた。私を見ているけれど見ていない。
しばらく沈黙が続き、ふと我に返った彼は、突然両目から涙を流した。私は、驚きのあまり声も出ない。
「ごめん、やっぱ無理」
「翔!」
螺旋階段を凄い勢いで降り行く彼を、私は無意識にそう呼んでいた。階段の途中で、超驚愕顔で私を見上げたのは……?
「翔……でしょ? 今までも何度か入れ替わってた。違う? ……翔と信じて来たの。翔と過ごす為に来たの。違うならごめんなさい。帰ります」
私は、ゆっくりと階段を降りて彼の二段上で止まった。
そして長い沈黙の後、彼は涙を素早く拭い罰の悪い顔を見せて口を開く。
「……エリ」
……やっぱり翔。
私は、ホッとすると同時に凄い勢いで涙が溢れ出した。今ここに翔がいてくれる、それが全て。もうこれ以上何もいらないとと胸の奥底から思った。
それはわかってる。わからないのは……もういい、信じて賭けてみる。
目の前から強く見上げて頷くと、彼はどこかに意識が飛んでしまったように見えた。私を見ているけれど見ていない。
しばらく沈黙が続き、ふと我に返った彼は、突然両目から涙を流した。私は、驚きのあまり声も出ない。
「ごめん、やっぱ無理」
「翔!」
螺旋階段を凄い勢いで降り行く彼を、私は無意識にそう呼んでいた。階段の途中で、超驚愕顔で私を見上げたのは……?
「翔……でしょ? 今までも何度か入れ替わってた。違う? ……翔と信じて来たの。翔と過ごす為に来たの。違うならごめんなさい。帰ります」
私は、ゆっくりと階段を降りて彼の二段上で止まった。
そして長い沈黙の後、彼は涙を素早く拭い罰の悪い顔を見せて口を開く。
「……エリ」
……やっぱり翔。
私は、ホッとすると同時に凄い勢いで涙が溢れ出した。今ここに翔がいてくれる、それが全て。もうこれ以上何もいらないとと胸の奥底から思った。


