この後は、翔輝君が夕食の準備をしてくれた。
「美味しかった。ご馳走さま」
ダイニングで二人きりの夕食にも慣れてきた。翔輝君は、食欲のない私の為に大好物のあんかけ焼そばと野菜スープを作ってくれたけど、半分でお腹いっぱい。
「これから夏本番なのにすぐ夏バテしちゃうよ。だいぶ痩せたしまたモグラ生活リターンかと思った。……翔を待ってるの?」
翔輝君は、来る度に翔の名を出す。
ただでさえソックリで嫌でも思い出さずにいられないのに……。ずっと我慢していたけれど、今夜はスルーできず完全に顔に出てしまう。彼はそんな私に苦笑い。
「どうしたら俺を見てくれる? やっぱり翔だけ?」
少なくとも今はそう。でもそれだけじゃない。
「美味しかった。ご馳走さま」
ダイニングで二人きりの夕食にも慣れてきた。翔輝君は、食欲のない私の為に大好物のあんかけ焼そばと野菜スープを作ってくれたけど、半分でお腹いっぱい。
「これから夏本番なのにすぐ夏バテしちゃうよ。だいぶ痩せたしまたモグラ生活リターンかと思った。……翔を待ってるの?」
翔輝君は、来る度に翔の名を出す。
ただでさえソックリで嫌でも思い出さずにいられないのに……。ずっと我慢していたけれど、今夜はスルーできず完全に顔に出てしまう。彼はそんな私に苦笑い。
「どうしたら俺を見てくれる? やっぱり翔だけ?」
少なくとも今はそう。でもそれだけじゃない。


