サプライズ★フィナーレ✿修正中✿

 翔は、私がいつも練習している部屋のドアを荒々しく開け、奥の窓際にツカツカと歩み寄り、背中をもたれ腕組みをして二メートル手前の私を睨み付けた。イケメンの怒り顔は綺麗な分、迫力ありすぎて、私の体は恐怖で縮むような錯覚に陥った。

「翔輝まで巻き込んであの場しのぎの嘘付きやがって……この大バカっ!」

 ごめんなさいっ!

 大迫力の怒鳴り声に、私は目を瞑り首をすくめた。猫なら耳が完全に塞がってる。

「怒鳴るなよ。聞こえたらヤバい」

「お前は黙ってろ。……お前、俺のことマジで好きなのか? 本気で結婚する気あんのか?」

「……勿論。本気で……ある」

「じゃ、何で翔輝と付き合ってるなんて言うんだよ?」

 だって無意識に言ってた。……凄く怖かった。あの人の顔も浮かんだし。

 彼女達の敵意剥き出しの目は嶋崎と同じで、無意識に目の前の翔輝君に助けを求めていた。