その日は、午後から翼の雑誌撮影見学後、和風の趣あるお洒落なカフェでまったりタイムを楽しむ。
「で、すぐ消えて翔君は気付いてないんだ。こっわ~! 立派なストーカーじゃん。面倒な女に惚れられたね」
あの刺すような目は、"絶対に諦めない"そう語っていた。
「ねぇ、翼は結婚しないの?」
「……プロポーズされてないし」
えっ!? そうなの?
「別に形式に拘ってないし。たぶん翔輝も。翔君は超拘ってるね。だから叔父さん達別れたのかな? いつか愛梨が、翔君の妻になる可能性を考慮して。でも義理なんだからその必要なかったんじゃない? ……あ、たぶん帰国を機に2人を他人にして、少しでも世間の好奇の目から避ける為に工作した。……なら尚更早く櫻木愛梨に戻ってやりなよ」
私達の為に? ……気付かなかった。でもそんな簡単には無理。
嶋崎はるなの言葉のナイフは、ずっと体中に突き刺ささったまま……。反論できないのが悔しくて堪らない。
……翼も同じ葛藤抱えてる?
「翔が、普通の人だったら……義兄でなかったらすぐにでも結婚するのに」
もう恋愛期間が欲しいとかどうでもいい。早く翔の奥さんになれたら……。
「わかる。仕事に害与えたら……って不安と、好奇の目にやっかみも半端ないだろうし。……ぶっちゃけ翔輝と愛梨、翔君と私だったらって思った事ない?」
やっぱり翼も同じでいた。質問にも力強く頷いてしまう。
「それぞれの気持ちトレードでたらどんなに楽かな」
「試しに半年トレードしてみる?」
「……彼らがいいなら」
翼の冗談に、翔が承諾するはずないと確信する私は、軽く冗談でOKを返した。翔が、私以外を選ぶはずない。例え夏に雪が降ったとしても。今の私は、心からそう信じていた。
「で、すぐ消えて翔君は気付いてないんだ。こっわ~! 立派なストーカーじゃん。面倒な女に惚れられたね」
あの刺すような目は、"絶対に諦めない"そう語っていた。
「ねぇ、翼は結婚しないの?」
「……プロポーズされてないし」
えっ!? そうなの?
「別に形式に拘ってないし。たぶん翔輝も。翔君は超拘ってるね。だから叔父さん達別れたのかな? いつか愛梨が、翔君の妻になる可能性を考慮して。でも義理なんだからその必要なかったんじゃない? ……あ、たぶん帰国を機に2人を他人にして、少しでも世間の好奇の目から避ける為に工作した。……なら尚更早く櫻木愛梨に戻ってやりなよ」
私達の為に? ……気付かなかった。でもそんな簡単には無理。
嶋崎はるなの言葉のナイフは、ずっと体中に突き刺ささったまま……。反論できないのが悔しくて堪らない。
……翼も同じ葛藤抱えてる?
「翔が、普通の人だったら……義兄でなかったらすぐにでも結婚するのに」
もう恋愛期間が欲しいとかどうでもいい。早く翔の奥さんになれたら……。
「わかる。仕事に害与えたら……って不安と、好奇の目にやっかみも半端ないだろうし。……ぶっちゃけ翔輝と愛梨、翔君と私だったらって思った事ない?」
やっぱり翼も同じでいた。質問にも力強く頷いてしまう。
「それぞれの気持ちトレードでたらどんなに楽かな」
「試しに半年トレードしてみる?」
「……彼らがいいなら」
翼の冗談に、翔が承諾するはずないと確信する私は、軽く冗談でOKを返した。翔が、私以外を選ぶはずない。例え夏に雪が降ったとしても。今の私は、心からそう信じていた。


