狭い空間に一人きり、ぐんぐん下降して行くにつれ不安に包まれていくのはなぜ?
『……愛してるよ』
別れ際だから? 翔から最上級の愛の言葉をもらったのに、この言葉にできない不安感に包まれるはなぜ?
そしてあっという間の到着音に我に返り地上に降り立つと、その感覚はお腹から警告音が鳴り響いてくるかのように感じられた。私は、しばらく扉前でお腹を両手で押えながら立ちすくんでしまった。
……やっぱり帰ろう、翔の元に。
すぐに振り向き、先のことなど何も考えずにボタンに手を伸ばしかけた時、後ろからの靴音にビクッ! 手を引っ込めてしまった。そして振り向くと同時に、更なる緊張と驚きで声も出ない。なぜならすぐ後ろに嶋崎あゆなが立っていたから。
「一人ですか? 」
「……ええ」
まだいたの? まさか翔が戻るまで待つ気だったの?
『……愛してるよ』
別れ際だから? 翔から最上級の愛の言葉をもらったのに、この言葉にできない不安感に包まれるはなぜ?
そしてあっという間の到着音に我に返り地上に降り立つと、その感覚はお腹から警告音が鳴り響いてくるかのように感じられた。私は、しばらく扉前でお腹を両手で押えながら立ちすくんでしまった。
……やっぱり帰ろう、翔の元に。
すぐに振り向き、先のことなど何も考えずにボタンに手を伸ばしかけた時、後ろからの靴音にビクッ! 手を引っ込めてしまった。そして振り向くと同時に、更なる緊張と驚きで声も出ない。なぜならすぐ後ろに嶋崎あゆなが立っていたから。
「一人ですか? 」
「……ええ」
まだいたの? まさか翔が戻るまで待つ気だったの?


